705NKの愛称
さて、この705NKは小さくてかわいいし、手になじむ感じです。赤と白の色のきれいさも際だっています。赤と白がいちごとミルクを連想させてしまいます。
せっかくだから、愛称をつけてみましょう。「いちごみるくちゃん」じゃちょっと長いから、「いちごちゃん☆」にしようかな。「みるくちゃん☆」でもいいかもしれませんね。
性別は男or女?これも悩むところですが、私に彼女がいないことから、必然的に女の子ということになります。そして「いちごちゃん」のボディーをよく見ると、とげとげしい角がなく、女性をイメージさせる優しい曲面ばかりです。手触りも優しくそして柔らかく最高です。長く手の中で温めていると、女性のあま〜い吐息が聞こえてくるようです。男の私は、絶頂感を感じるほどです(笑 冗談♪)
色も雪のように真っ白、そして女性のスカート&ヒップを彷彿とさせる落ち着いた色の赤。これはまさに、女性そのものです。
ボディーは小さいイコール小柄なので、背の小さい「雪降る苺」のような、か弱い従順な彼女なのです。いや、私の妹のようかもしれません。
名前「いちごみるく」
愛称「いちごちゃん」たまに「みるくちゃん」とも呼ばれる。
性別 女の子
年齢 21歳
性格 穏やかで優しい
以上、携帯マニアの怪しい妄想でした。
変態ですみませんm(_ _)m
せっかくだから、愛称をつけてみましょう。「いちごみるくちゃん」じゃちょっと長いから、「いちごちゃん☆」にしようかな。「みるくちゃん☆」でもいいかもしれませんね。
性別は男or女?これも悩むところですが、私に彼女がいないことから、必然的に女の子ということになります。そして「いちごちゃん」のボディーをよく見ると、とげとげしい角がなく、女性をイメージさせる優しい曲面ばかりです。手触りも優しくそして柔らかく最高です。長く手の中で温めていると、女性のあま〜い吐息が聞こえてくるようです。男の私は、絶頂感を感じるほどです(笑 冗談♪)
色も雪のように真っ白、そして女性のスカート&ヒップを彷彿とさせる落ち着いた色の赤。これはまさに、女性そのものです。
ボディーは小さいイコール小柄なので、背の小さい「雪降る苺」のような、か弱い従順な彼女なのです。いや、私の妹のようかもしれません。
名前「いちごみるく」
愛称「いちごちゃん」たまに「みるくちゃん」とも呼ばれる。
性別 女の子
年齢 21歳
性格 穏やかで優しい
以上、携帯マニアの怪しい妄想でした。
変態ですみませんm(_ _)m
705NK買いました






ついに買いました NOKIA N73こと705NK!13日の10時半頃さくらやに到着し、11時45分に受け取りました。
しかし、その日はどうしたことか、705NKを駆け込み購入する人が多かったです。カウンターで店員さんと購入手続きをしている際、ふと見ると私の左隣の兄ちゃん風の人も、705NKを介して店員さんと話をしているではありませんか。ちょっと気まずくなったので、知らんぷりをしてました。けれども、時折横目でちらちら兄ちゃん風の人の様子を観察してしまう、私がいるのでした。
そのうち、手続きが終わりほっと一息。受取時間まで一時間近くまであったので、近くのビックカメラに足を運びました。そこの携帯売り場のカウンターにも、705NKの購入者が!今度は30代半ばの男性で、脳天がやや薄くハゲの一歩手前という感じの真面目そうな人でした。しかし、口からは携帯専門用語を連発!まさしく「携帯マニア」「NOKIAマニア」といった所でしょうか。
という私も同じですが(^o^)
さらに驚いたことは、駅のコンコースでも、「705NK」をさりげなく右手に持って歩いているお兄さんとすれ違ったことです。
この端末、結構売れるかもしれませんね。
心の中で、NOKIAが日本でもメジャーになってほしいと願う気持ちと、私だけNOKIAを持っているという秘密基地的な感情が複雑に絡み合って、けんかを始めてしまい困りました。
土日は鬼のように705NKをいじり倒しました。アプリや音楽、動画を入れたりして、マニアック的な笑みを浮かべて、誰にも理解されない満足感に浸ることができました。
予約してきました
今日、さくらやに行ったらソフトバンクから発売予定の705NK(NOKIA N73)のモックが置いてあるのを発見!ついこの間まではなかったんですが、一日おきに足を運んだかいがありました。「予約できますかぁ?」と聞いたら、すんなり「できますよ〜!」と言われたので、速攻レッドを予約してきました。うれし〜!発売はいつか聞いたら「まだわからないんですが、1月中旬には出ると思います。」と言われました。
も〜、胸がドキドキ高鳴っています。入荷の電話が来るのが楽しみです。
しかし、携帯一台でこんなに燃えてしまうとは!
705NKのモックを触った感想としては、702NKよりコンパクトで、手になじむ感じです。デザインも素晴らしい!iPodを彷彿とさせる白(表面)と裏面の赤(落ち着いた色)の調和がたまらなく好きです。変化があっていいですね。今まで、折り畳みで黒ベースの804NKを使っているので、やや派手なこの色合いとストレート&コンパクト&形のよさにすっかり惚れこんでしまったようです。
携帯のデザインにここまで惚れこんだのはいつ以来でしょうか?
きっと、NTTドコモから出たパナソニック製の折り畳み端末 P209iS 以来だと思います。 P209iS のあのシェル型ボディーは、ほんとかわいかった。当時、学生でお金がなかったから買えなかったけど、後でモックは安売りで買いました。
さて、話を705NKに戻しますが、さくらやで705NKのモックを触っていたのは、私以外にもう一人年配のおじさんがいました。今までのNOKIA端末だとモックすら触らない人が多かったのに。
705NK(N73)ヒットのよか〜ん!!
も〜、胸がドキドキ高鳴っています。入荷の電話が来るのが楽しみです。
しかし、携帯一台でこんなに燃えてしまうとは!
705NKのモックを触った感想としては、702NKよりコンパクトで、手になじむ感じです。デザインも素晴らしい!iPodを彷彿とさせる白(表面)と裏面の赤(落ち着いた色)の調和がたまらなく好きです。変化があっていいですね。今まで、折り畳みで黒ベースの804NKを使っているので、やや派手なこの色合いとストレート&コンパクト&形のよさにすっかり惚れこんでしまったようです。
携帯のデザインにここまで惚れこんだのはいつ以来でしょうか?
きっと、NTTドコモから出たパナソニック製の折り畳み端末 P209iS 以来だと思います。 P209iS のあのシェル型ボディーは、ほんとかわいかった。当時、学生でお金がなかったから買えなかったけど、後でモックは安売りで買いました。
さて、話を705NKに戻しますが、さくらやで705NKのモックを触っていたのは、私以外にもう一人年配のおじさんがいました。今までのNOKIA端末だとモックすら触らない人が多かったのに。
705NK(N73)ヒットのよか〜ん!!
京都のお寺

圓徳院です。秀吉の妻ねね終焉の地だそうです。

高台寺です。このお寺には、ねね像と秀吉像があります。雪降る高台寺はなんて美しいのやら。寒さを忘れさせるぐらいの魅力と神秘性に包まれています。そして、ゆったりとした優しい風景が私たちの心を癒してくれます。高台寺、それはまるでねね様の女性らしさが色褪せることなく存在しているようです。
。

清水寺です。
たくましい木の幹と、数々の木の柱。
歴史の深さを感じさせられます。
テーマ : 写真と言葉..日々の印象 - ジャンル : 写真
弟
さっき、仕事から帰ってきたら、コロスケ(犬)が毛布に包まれて寝てた。犬小屋からちょっと出たところで。寂しそうに。
そっとのぞいたら、目はすでに閉じていて、震えていた。「おーい、コロスケ!」
俺は叫んだ。そして、コロスケの頭をなでた。コロスケは、やっとの思いで目を開けてくれた。だけど、その目に力はなく、よわよわしかった。
「おーい、コロスケ。俺だよ。俺。返事をしてくれよ。」
返事はない。
「お前は一体どこを見ているんだい。」
胸の奥から、悲しみがこみ上げてきた。
俺はもう一度、コロスケの頭をなでた。いつもより、しっかりと。そして、いつもより、優しく。
母親と父親も、犬小屋の辺りに来ていた。
「P太郎。コロちゃん今日で最後かもしれないから、ちゃんと見ておくのよ。」母親は目に涙をためていた。俺は、コロスケの毛布の中に手を入れ、胸をさすってみた。
温かかった。
「さっきまで目が開かなかったんだけど、開いてるな。」父親が言った。
「コロちゃんは、飼い主であるあなたを待っていたのよ。」
母親がつぶやく。
俺は、コロスケとの別れを悟った。
「今晩は冷えるから。」
父親が寂しそうに言った。
俺は、コロスケにそっと毛布をかけてあげた。
17年間、俺はコロスケと一緒に生きてきたんだ。
コロスケへ
子どもの頃、一緒にサッカーをしたっけな。お前と一緒に、マラソンもしたっけな。お前、俺より足が速いんだもの。ついていけなかったよ。
一緒に散歩もしたっけな。俺は自転車、お前は歩きで。
田舎道をまっすぐ、遠くまで、遠くまで、ずっと遠くまで行ったっけな。
覚えているかい?
気が付けば、もう黄昏どきで、夕日がやけにまぶしかったっけ。
おてんとさまが、俺とお前を照らしていたんだよ。
お前の顔、おかしかったよ。だって、みかんみたいになっているんだもの。
お前はもともと色が白いから、余計にみかん色に染まったんだろうね。
でも、お前、俺のほうもよく見てたよな。変な顔して。
もしかしたら、俺も、みかんがおだったのかも。
そんなお前と、歩き続けた17年間。俺が大きくなる度に、お前は小さくなっていったよな。俺はそんなお前を見ていて、自分の成長を素直に喜べないときがあったよ。なんでお前だけって、思ったからさ。
コロスケ、聞いてるか。
今夜はずいぶん冷えてて、寒いな。
コロスケ、聞いてるか。
俺は寒くて凍えそうだよ。
でも、部屋を暖かくするつもりはないよ。
コロスケ
寒くないか
コロスケ
毛布は暖かいか
コロスケ
寂しくないか
コロスケ
今夜はぐっすり眠れるといいな
コロスケ
また 会おう
夢の中で
コロスケ
コロスケ
おやすみなさい
平成17年11月10日(木)
兄貴より
俺はクローゼットの奥のほうへ手を伸ばし、着ふるしたトレーナーを取り出した
。
そして犬小屋に行き、コロスケの背中に、そっとかけてあげた。
「これで、寒くないだろ。」
「コロスケ、覚えてるか。お前と散歩へ行くときに、よくこのトレーナーを着たんだぞ。これ、とってもあったかいから、俺のお気に入りなんだ。」
「懐かしい、においがするだろ。」
俺は、コロスケの胸に手をあてた。体はさっきより冷たくなっているような気がした。
でも、「トク トク トク・・」
と、鼓動が俺の手の中で 小さく鳴り響いていた。
いつまでも
いつまでも
鳴り響いていてほしい
完
そっとのぞいたら、目はすでに閉じていて、震えていた。「おーい、コロスケ!」
俺は叫んだ。そして、コロスケの頭をなでた。コロスケは、やっとの思いで目を開けてくれた。だけど、その目に力はなく、よわよわしかった。
「おーい、コロスケ。俺だよ。俺。返事をしてくれよ。」
返事はない。
「お前は一体どこを見ているんだい。」
胸の奥から、悲しみがこみ上げてきた。
俺はもう一度、コロスケの頭をなでた。いつもより、しっかりと。そして、いつもより、優しく。
母親と父親も、犬小屋の辺りに来ていた。
「P太郎。コロちゃん今日で最後かもしれないから、ちゃんと見ておくのよ。」母親は目に涙をためていた。俺は、コロスケの毛布の中に手を入れ、胸をさすってみた。
温かかった。
「さっきまで目が開かなかったんだけど、開いてるな。」父親が言った。
「コロちゃんは、飼い主であるあなたを待っていたのよ。」
母親がつぶやく。
俺は、コロスケとの別れを悟った。
「今晩は冷えるから。」
父親が寂しそうに言った。
俺は、コロスケにそっと毛布をかけてあげた。
17年間、俺はコロスケと一緒に生きてきたんだ。
コロスケへ
子どもの頃、一緒にサッカーをしたっけな。お前と一緒に、マラソンもしたっけな。お前、俺より足が速いんだもの。ついていけなかったよ。
一緒に散歩もしたっけな。俺は自転車、お前は歩きで。
田舎道をまっすぐ、遠くまで、遠くまで、ずっと遠くまで行ったっけな。
覚えているかい?
気が付けば、もう黄昏どきで、夕日がやけにまぶしかったっけ。
おてんとさまが、俺とお前を照らしていたんだよ。
お前の顔、おかしかったよ。だって、みかんみたいになっているんだもの。
お前はもともと色が白いから、余計にみかん色に染まったんだろうね。
でも、お前、俺のほうもよく見てたよな。変な顔して。
もしかしたら、俺も、みかんがおだったのかも。
そんなお前と、歩き続けた17年間。俺が大きくなる度に、お前は小さくなっていったよな。俺はそんなお前を見ていて、自分の成長を素直に喜べないときがあったよ。なんでお前だけって、思ったからさ。
コロスケ、聞いてるか。
今夜はずいぶん冷えてて、寒いな。
コロスケ、聞いてるか。
俺は寒くて凍えそうだよ。
でも、部屋を暖かくするつもりはないよ。
コロスケ
寒くないか
コロスケ
毛布は暖かいか
コロスケ
寂しくないか
コロスケ
今夜はぐっすり眠れるといいな
コロスケ
また 会おう
夢の中で
コロスケ
コロスケ
おやすみなさい
平成17年11月10日(木)
兄貴より
俺はクローゼットの奥のほうへ手を伸ばし、着ふるしたトレーナーを取り出した
。
そして犬小屋に行き、コロスケの背中に、そっとかけてあげた。
「これで、寒くないだろ。」
「コロスケ、覚えてるか。お前と散歩へ行くときに、よくこのトレーナーを着たんだぞ。これ、とってもあったかいから、俺のお気に入りなんだ。」
「懐かしい、においがするだろ。」
俺は、コロスケの胸に手をあてた。体はさっきより冷たくなっているような気がした。
でも、「トク トク トク・・」
と、鼓動が俺の手の中で 小さく鳴り響いていた。
いつまでも
いつまでも
鳴り響いていてほしい
完
純愛
その1
お食事会終わりました。
PM6:33
集合場所に到着。仕事が長引いて、3分遅刻してしまった。駅の階段を必死に下り、改札までダッシュ!
改札から少し離れた所に、背中を丸めて小さくたたずんでいる彼女の姿が見える。俺は、改札をくぐり抜け猛ダッシュで彼女に近づいた。「Kさん、ごめん。結構待った?」
「ううん。だいじょうぶですよ。少しその辺うろちょろしてたので。」彼女の優しくてゆったりとした口調に、俺はほっと胸をなで下ろした。上は緑色の洋服で、スカートは茶色。地味な所は相変わらずだけど、いつもと違う。何かが違う。そして、俺たちは少しずつ歩き始めた。
「これからどうしようか?ボーリングでも行く?」 以前、ボーリングは好きだと言っていた彼女の言葉を信じて、俺は今にも震え出しそうなか弱い声で言った。
「ボーリングやる力が残ってないから。」 彼女は私の予想とは裏腹に、うなだれるように答えた。きっと、今日は疲れているのだろう。無理して連れて行っても、きっと盛り上がらない・・・
俺は、がっかりした。まだ6:30だし、腹は減ってない。しかし、ここでうなだれるわけにはいかない。いきなり、食事モード全開の言葉を投げかけた。「よし、じゃあタージマハールというインドカレー屋があるから、そこへ行こうか!」
「私、この辺全然分からないから、P太郎さんについていきます。」
確か、彼女はそう答えたと思う。
その2
ちょっと眠くなってきたので、後は簡略化して書きます。
彼女を連れて、東口を出て右へ曲がる。そこにタージマハールというカレー屋があった。私はキーマカレーとナン、彼女は鶏肉のカレーとご飯を注文した。料理が来た。私が頼んだナンは、予想以上にでかい。そこで彼女に「よかったら、俺のナン食べて!」と言った。彼女は「ありがとう。でも、私あんまり食べられないから。」と、遠慮がちに答えた。
食事をしながら、色々と会話が弾む。彼女の母が病気で10月に手術をすること、母の看病をするため仕事をやめるかもしれないことなど、結構重い話だ。俺は即座に、事の重大さに気が付いた。真剣な眼差しで話を聞き、彼女を受け入れている そんな自分がいた。彼女の一言一言から、彼女の心の痛みや苦しみが伝わってきて、涙が出そうになった。それと同時に、彼女の母を想う優しい気持ちを感じることができ、私の心は温かいぬくもりに包まれた。
結局、アドバイスなど一つも出来なかった。
その3
彼女の鶏肉のカレーは、鮮やかなオレンジ色をしていておいしそうだった。そのカレーをじっとみつめている私に、彼女はこうつぶやいた。
「P太郎さん、よかったら私のカレー食べて。結構おいしいよ。」
「結構、おいしいよ」という彼女の笑顔が最高にかわいかった。
「ん、いいの。じゃあ、さっそくいただきます。」私は満面の笑みで、スプーンを彼女のお皿に伸ばした。そして、口の中にゆっくりと運ぶ。ほんのりした辛みとミルクが溶け出したマイルドさが融合して、贅沢な味を醸し出している。私は思わず
「うまいね、このカレー。」
と叫んだ。
彼女はにこっと笑みを浮かべていた。
それから、私は友だちと万博に行って、44階の高級ホテルの一室に泊まり、そこからの眺めが最高だったことなどを話し始めた。いつのまにか、自慢話になっていた。彼女は「いいなぁー。私もこんなとこに泊まりたい。」とうらやましそうだったので、「今度、一緒に行こうね!」と思い切って言ってしまった。
カレー屋を出るため、会計を済ます。私は彼女の分を払ったが、後から彼女が「私、自分の分は払いますよ。当然です。」とお金を差し出したので「いいよー。」とあわてて断るが、許してくれない。結局、割り勘になってしまった。
外はもう、すっかり暗くなっていた。「これから、どうしようか?」と私がつぶやく。彼女は、夜風を気持ちよさそうに吸って「うーん、どうしようか。」と言った。
私は、そのとき「これは行けるぞ!」と思った。
「少し疲れたから休んでいこうか。」
「うん。」
「P太郎さん、どこに行くの?」
「ホテルだよ。」
私の頭の中は、すっかりラブホコース一色に染まっていた。しかし、それを実行しようとすると、彼女が一気に引いてしまう予感がしたので、我慢した。
「松並木沿いを歩こうか?」俺は、夜風を吸って気持ちよさそうにしている彼女にそう言った。すると彼女は、「松並木ってどこ?」と松並木がある通りとは正反対の方向に進もうとしたので、「こっちだよ」と誘導した。
松並木に行く途中に、インターネット漫画喫茶らしき建物があった。突然彼女がそこに入りたがるので、仕方なく入った。
中に入ったとたん
「私がイメージしていたものとは全然違う。もっとぼろい昔の漫画喫茶風かと思ったけど・・・」
と、彼女が後悔したかのように首をかしげた。
きっと、彼女はレストラン風の健全な店内をイメージしていたのであろう。
無理もない。ここの漫画喫茶は、
二人個室がメインの、疑似ラブホ風の作りになっているからだ。
私は迷わず店員さんに「個室お願いします。」と頼んだ。
個室の中は狭く、二人座れる程のソファーがやっとの思いで横たわっている感じだった。私は、彼女とイチャイチャできる絶好のチャンスだと思い、はち切れんばかりに鳴る鼓動を押さえながら部屋に入った。
彼女を奥にして、私は外(ドア寄り)に座った。
さっきから、彼女の様子がどうもおかしい。少しもじもじしている。
一体、どうしたのか?
いや、これは明らかに動揺しているかのように見えた。
「こんなはずじゃなかったのに。」
彼女の独り言が聞こえてくるかのようだった。
彼女は私のそばに寄るどころか、明らかに私との距離をおいている。私は、彼女の体にはさわれないことを悟った。
約一時間、彼女とは一定の距離を置きながら、漫画の話をしたり、高級ホテルの話をしたりして、適当に時間を潰した。彼女がのってこなかったことが、何よりも痛かった。
しかし、狭い空間で彼女と同じ空気を吸えたと思うと、なぜか嬉しくなった。
私たちは、外に出た。
まだ、10時半くらいだったので、
「これから、松並木のそばを歩かない?」
と再び誘ってみた。
でも彼女は、「明日もあるから。」と時計を見たのでここでお開きとなった。私は寂しかったので、駅まで手をつないで歩きたいと思った。少しでも、彼女のぬくもりを感じていたい。
彼女の手をさわろうかと思った。「手をつなごう。」
と言おうかと思った。
でも、言えなかった。
彼女の右手には白いバッグ、左手には傘と、手がふさがれていることも影響したのかもしれない。
私は勇気をふりしぼることができなかった。
「あぁ、あともう少しで駅に着いちゃう。」私は焦った。
そしてついに
「一緒に手をつなごう!」
と明るく言ってみた。
すぐに彼女は「はずかしいからやめて。」
と言った。そのたった一言で、私の心は一瞬にして凍りついてしまった。
か な し い
そのときの心境を一言で表すのなら、この4文字がピッタリとあてはまる。
私は悲しかったのだ。電車男の足元にも及ばない、虫けらのような自分がそこにいたからだ。
しかし、私は彼女の口元がゆるんでいるのに気が付いた。
彼女は恥ずかしそうに笑っている。
私はちょっと安心した。
私は動揺した心をかき消すかのように、こうつぶやいた。
「今度、いつ会えるかな?」
「うーん。」
彼女は考えている。私は、崖っぷちに追いやられた子鹿のように、うろたえた。
しかし、すぐに
「また、仕事終わったときに会いましょ。」
っていう返事が返ってきたので、ほっとした。
「でも、仕事ある日じゃ忙しいし時間が・・・」
私は、弱気になった。
すると
「時間は作るものですよ。」
と彼女は強気に答えた。
駅に着いた。5分も経たないうちに私が乗る下り電車と、彼女が乗る上り電車がほぼ同時にやってきた。
ドアが開き、電車に乗る彼女に俺は
「今日はどうもありがとう!また会おうね!」
と言った。
彼女は恥ずかしそうに下を向きながら、軽く手を振ったかのように見えた。
私は幾度か、後ろをふり返り彼女を見た。
彼女は決して後ろは見ず、ただ前を向いていた。
その4
福岡ドームいかがでしたか。一人で行ってるのですか?それとも、愛しのAちゃんと?
俺はというと
その4
Tさんと食事をしたのは、先週の水曜日。台風が来るちょっと前だった。確か、雨一つ降らないよい天気で、空は澄んでいたように思う。
あれから、3日が過ぎた。そう、今日は日曜日である。実はというと、3日の間、俺はKさんと連絡を取れずにいる。
先週の金曜日の晩、俺はKさんの声が聞きたくなって、電話をかけた。「トゥルルル トゥルルル・・・」呼び出し音がこだまする。7、8回鳴った後、留守番電話に変わった。
「きっとKさんは、今頃お風呂に入っているのかな?」と、俺は勝手に想像を膨らませていた。
5分後、再びKさんに電話をかけてみる。7、8回の呼び出し音のあと、また留守番電話に繋がってしまった。
俺はちょっと不安になった。
次の日の土曜日、今度は期待に胸を膨らませながら、俺はKさんに電話をかけてみる。
「Kさん、出るかな」
Kさんの明るい声を想像しながら、心が躍っている俺がいる。
しかし
また、留守番電話に繋がってしまった。
「もう一回だけ。」
俺は、最後の望みをかけて、もう一度電話をかける。
しかし、結果は同じだった。
昨日より不安な気持ちになった。
そんな気持ちをかき消したくて、今度はメールを打ってみた。
Kさんへ
「お元気ですか。電話しても留守電になっていたので、どうしたのかなと思ってメールしました。Kさんの声が聞きたくて。」
本当は、もっとかっこいい文章にしようと思った。でも、寂しくて寂しくて、そして不安で、そんな余裕などなかった。そう.....
俺はメールを打ちながら、心の中で泣いていたんだ。
「Kさんに会いたい。そして思いっきり抱きたいと。」
メールが打ち終わる。俺は、すぐに送信ボタンを押した。
俺は、Kさんからのメールをひたすら待つことにした。
今日は日曜日。まだ、メールは来ない。もう、夜中にさしかかろうとしている時間だ。一体、どうしてしまったんだろう。俺は、Kさんのことを考える。ひたすら考える。
「Kさんのお母さんの具合が悪いのだろうか。だから今、必死で看病してるのでは・・・」「いや、それとも・・・」
俺の勝手な妄想は、夜の闇にむなしく消えていく....
俺の心はしぼんだままだ。
「Kさんに嫌われてしまったのだろうか?」
俺は、考えたくもない最悪のシナリオを想像している。
「いや、そうではない。Kさんはお母さんの看病で...」
もう一人の俺が、反対からつぶやく。
「もう、どうしたらいいんだろう。本当にわからないや。このまま、待つしかないのかな。」
俺は、寂しくて悲しくて、絶望感にも襲われている。
「もう、終わりかな...」
「いや、終わりじゃないよ。近いうちに、きっと電話がかかってくるさ!」
「そうかなぁー。本当にそうかなぁ。」
「そうだとも。きっとそうだとも!」
今はただ、自分を励ますしかなかった。
「恋愛の神様よ。どうか俺を見捨てないでください。」
俺は、祈り続ける。
↓
↓
どれだけ、祈ったのだろうか?
あれから、少なくとも30分は経ったはずだ。
机の上に置いてあった携帯が、突然震え始める。
「ぶるぶる」
「ブルブル」
俺は、あわてて携帯の画面を見る。
画面には「K」と出ていて、その文字が小刻みに点滅している。
「Kさんからだ。」
俺は即座に通話ボタンを押し、携帯を左耳に当てた。
お食事会終わりました。
PM6:33
集合場所に到着。仕事が長引いて、3分遅刻してしまった。駅の階段を必死に下り、改札までダッシュ!
改札から少し離れた所に、背中を丸めて小さくたたずんでいる彼女の姿が見える。俺は、改札をくぐり抜け猛ダッシュで彼女に近づいた。「Kさん、ごめん。結構待った?」
「ううん。だいじょうぶですよ。少しその辺うろちょろしてたので。」彼女の優しくてゆったりとした口調に、俺はほっと胸をなで下ろした。上は緑色の洋服で、スカートは茶色。地味な所は相変わらずだけど、いつもと違う。何かが違う。そして、俺たちは少しずつ歩き始めた。
「これからどうしようか?ボーリングでも行く?」 以前、ボーリングは好きだと言っていた彼女の言葉を信じて、俺は今にも震え出しそうなか弱い声で言った。
「ボーリングやる力が残ってないから。」 彼女は私の予想とは裏腹に、うなだれるように答えた。きっと、今日は疲れているのだろう。無理して連れて行っても、きっと盛り上がらない・・・
俺は、がっかりした。まだ6:30だし、腹は減ってない。しかし、ここでうなだれるわけにはいかない。いきなり、食事モード全開の言葉を投げかけた。「よし、じゃあタージマハールというインドカレー屋があるから、そこへ行こうか!」
「私、この辺全然分からないから、P太郎さんについていきます。」
確か、彼女はそう答えたと思う。
その2
ちょっと眠くなってきたので、後は簡略化して書きます。
彼女を連れて、東口を出て右へ曲がる。そこにタージマハールというカレー屋があった。私はキーマカレーとナン、彼女は鶏肉のカレーとご飯を注文した。料理が来た。私が頼んだナンは、予想以上にでかい。そこで彼女に「よかったら、俺のナン食べて!」と言った。彼女は「ありがとう。でも、私あんまり食べられないから。」と、遠慮がちに答えた。
食事をしながら、色々と会話が弾む。彼女の母が病気で10月に手術をすること、母の看病をするため仕事をやめるかもしれないことなど、結構重い話だ。俺は即座に、事の重大さに気が付いた。真剣な眼差しで話を聞き、彼女を受け入れている そんな自分がいた。彼女の一言一言から、彼女の心の痛みや苦しみが伝わってきて、涙が出そうになった。それと同時に、彼女の母を想う優しい気持ちを感じることができ、私の心は温かいぬくもりに包まれた。
結局、アドバイスなど一つも出来なかった。
その3
彼女の鶏肉のカレーは、鮮やかなオレンジ色をしていておいしそうだった。そのカレーをじっとみつめている私に、彼女はこうつぶやいた。
「P太郎さん、よかったら私のカレー食べて。結構おいしいよ。」
「結構、おいしいよ」という彼女の笑顔が最高にかわいかった。
「ん、いいの。じゃあ、さっそくいただきます。」私は満面の笑みで、スプーンを彼女のお皿に伸ばした。そして、口の中にゆっくりと運ぶ。ほんのりした辛みとミルクが溶け出したマイルドさが融合して、贅沢な味を醸し出している。私は思わず
「うまいね、このカレー。」
と叫んだ。
彼女はにこっと笑みを浮かべていた。
それから、私は友だちと万博に行って、44階の高級ホテルの一室に泊まり、そこからの眺めが最高だったことなどを話し始めた。いつのまにか、自慢話になっていた。彼女は「いいなぁー。私もこんなとこに泊まりたい。」とうらやましそうだったので、「今度、一緒に行こうね!」と思い切って言ってしまった。
カレー屋を出るため、会計を済ます。私は彼女の分を払ったが、後から彼女が「私、自分の分は払いますよ。当然です。」とお金を差し出したので「いいよー。」とあわてて断るが、許してくれない。結局、割り勘になってしまった。
外はもう、すっかり暗くなっていた。「これから、どうしようか?」と私がつぶやく。彼女は、夜風を気持ちよさそうに吸って「うーん、どうしようか。」と言った。
私は、そのとき「これは行けるぞ!」と思った。
「少し疲れたから休んでいこうか。」
「うん。」
「P太郎さん、どこに行くの?」
「ホテルだよ。」
私の頭の中は、すっかりラブホコース一色に染まっていた。しかし、それを実行しようとすると、彼女が一気に引いてしまう予感がしたので、我慢した。
「松並木沿いを歩こうか?」俺は、夜風を吸って気持ちよさそうにしている彼女にそう言った。すると彼女は、「松並木ってどこ?」と松並木がある通りとは正反対の方向に進もうとしたので、「こっちだよ」と誘導した。
松並木に行く途中に、インターネット漫画喫茶らしき建物があった。突然彼女がそこに入りたがるので、仕方なく入った。
中に入ったとたん
「私がイメージしていたものとは全然違う。もっとぼろい昔の漫画喫茶風かと思ったけど・・・」
と、彼女が後悔したかのように首をかしげた。
きっと、彼女はレストラン風の健全な店内をイメージしていたのであろう。
無理もない。ここの漫画喫茶は、
二人個室がメインの、疑似ラブホ風の作りになっているからだ。
私は迷わず店員さんに「個室お願いします。」と頼んだ。
個室の中は狭く、二人座れる程のソファーがやっとの思いで横たわっている感じだった。私は、彼女とイチャイチャできる絶好のチャンスだと思い、はち切れんばかりに鳴る鼓動を押さえながら部屋に入った。
彼女を奥にして、私は外(ドア寄り)に座った。
さっきから、彼女の様子がどうもおかしい。少しもじもじしている。
一体、どうしたのか?
いや、これは明らかに動揺しているかのように見えた。
「こんなはずじゃなかったのに。」
彼女の独り言が聞こえてくるかのようだった。
彼女は私のそばに寄るどころか、明らかに私との距離をおいている。私は、彼女の体にはさわれないことを悟った。
約一時間、彼女とは一定の距離を置きながら、漫画の話をしたり、高級ホテルの話をしたりして、適当に時間を潰した。彼女がのってこなかったことが、何よりも痛かった。
しかし、狭い空間で彼女と同じ空気を吸えたと思うと、なぜか嬉しくなった。
私たちは、外に出た。
まだ、10時半くらいだったので、
「これから、松並木のそばを歩かない?」
と再び誘ってみた。
でも彼女は、「明日もあるから。」と時計を見たのでここでお開きとなった。私は寂しかったので、駅まで手をつないで歩きたいと思った。少しでも、彼女のぬくもりを感じていたい。
彼女の手をさわろうかと思った。「手をつなごう。」
と言おうかと思った。
でも、言えなかった。
彼女の右手には白いバッグ、左手には傘と、手がふさがれていることも影響したのかもしれない。
私は勇気をふりしぼることができなかった。
「あぁ、あともう少しで駅に着いちゃう。」私は焦った。
そしてついに
「一緒に手をつなごう!」
と明るく言ってみた。
すぐに彼女は「はずかしいからやめて。」
と言った。そのたった一言で、私の心は一瞬にして凍りついてしまった。
か な し い
そのときの心境を一言で表すのなら、この4文字がピッタリとあてはまる。
私は悲しかったのだ。電車男の足元にも及ばない、虫けらのような自分がそこにいたからだ。
しかし、私は彼女の口元がゆるんでいるのに気が付いた。
彼女は恥ずかしそうに笑っている。
私はちょっと安心した。
私は動揺した心をかき消すかのように、こうつぶやいた。
「今度、いつ会えるかな?」
「うーん。」
彼女は考えている。私は、崖っぷちに追いやられた子鹿のように、うろたえた。
しかし、すぐに
「また、仕事終わったときに会いましょ。」
っていう返事が返ってきたので、ほっとした。
「でも、仕事ある日じゃ忙しいし時間が・・・」
私は、弱気になった。
すると
「時間は作るものですよ。」
と彼女は強気に答えた。
駅に着いた。5分も経たないうちに私が乗る下り電車と、彼女が乗る上り電車がほぼ同時にやってきた。
ドアが開き、電車に乗る彼女に俺は
「今日はどうもありがとう!また会おうね!」
と言った。
彼女は恥ずかしそうに下を向きながら、軽く手を振ったかのように見えた。
私は幾度か、後ろをふり返り彼女を見た。
彼女は決して後ろは見ず、ただ前を向いていた。
その4
福岡ドームいかがでしたか。一人で行ってるのですか?それとも、愛しのAちゃんと?
俺はというと
その4
Tさんと食事をしたのは、先週の水曜日。台風が来るちょっと前だった。確か、雨一つ降らないよい天気で、空は澄んでいたように思う。
あれから、3日が過ぎた。そう、今日は日曜日である。実はというと、3日の間、俺はKさんと連絡を取れずにいる。
先週の金曜日の晩、俺はKさんの声が聞きたくなって、電話をかけた。「トゥルルル トゥルルル・・・」呼び出し音がこだまする。7、8回鳴った後、留守番電話に変わった。
「きっとKさんは、今頃お風呂に入っているのかな?」と、俺は勝手に想像を膨らませていた。
5分後、再びKさんに電話をかけてみる。7、8回の呼び出し音のあと、また留守番電話に繋がってしまった。
俺はちょっと不安になった。
次の日の土曜日、今度は期待に胸を膨らませながら、俺はKさんに電話をかけてみる。
「Kさん、出るかな」
Kさんの明るい声を想像しながら、心が躍っている俺がいる。
しかし
また、留守番電話に繋がってしまった。
「もう一回だけ。」
俺は、最後の望みをかけて、もう一度電話をかける。
しかし、結果は同じだった。
昨日より不安な気持ちになった。
そんな気持ちをかき消したくて、今度はメールを打ってみた。
Kさんへ
「お元気ですか。電話しても留守電になっていたので、どうしたのかなと思ってメールしました。Kさんの声が聞きたくて。」
本当は、もっとかっこいい文章にしようと思った。でも、寂しくて寂しくて、そして不安で、そんな余裕などなかった。そう.....
俺はメールを打ちながら、心の中で泣いていたんだ。
「Kさんに会いたい。そして思いっきり抱きたいと。」
メールが打ち終わる。俺は、すぐに送信ボタンを押した。
俺は、Kさんからのメールをひたすら待つことにした。
今日は日曜日。まだ、メールは来ない。もう、夜中にさしかかろうとしている時間だ。一体、どうしてしまったんだろう。俺は、Kさんのことを考える。ひたすら考える。
「Kさんのお母さんの具合が悪いのだろうか。だから今、必死で看病してるのでは・・・」「いや、それとも・・・」
俺の勝手な妄想は、夜の闇にむなしく消えていく....
俺の心はしぼんだままだ。
「Kさんに嫌われてしまったのだろうか?」
俺は、考えたくもない最悪のシナリオを想像している。
「いや、そうではない。Kさんはお母さんの看病で...」
もう一人の俺が、反対からつぶやく。
「もう、どうしたらいいんだろう。本当にわからないや。このまま、待つしかないのかな。」
俺は、寂しくて悲しくて、絶望感にも襲われている。
「もう、終わりかな...」
「いや、終わりじゃないよ。近いうちに、きっと電話がかかってくるさ!」
「そうかなぁー。本当にそうかなぁ。」
「そうだとも。きっとそうだとも!」
今はただ、自分を励ますしかなかった。
「恋愛の神様よ。どうか俺を見捨てないでください。」
俺は、祈り続ける。
↓
↓
どれだけ、祈ったのだろうか?
あれから、少なくとも30分は経ったはずだ。
机の上に置いてあった携帯が、突然震え始める。
「ぶるぶる」
「ブルブル」
俺は、あわてて携帯の画面を見る。
画面には「K」と出ていて、その文字が小刻みに点滅している。
「Kさんからだ。」
俺は即座に通話ボタンを押し、携帯を左耳に当てた。
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